|作品リスト#2024 |トウカイテイオー 勝負服ver. | |
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塗装済ガレージキット「トウカイテイオー 勝負服ver.」
原型:片桐ヨウヘイ(Decimation Masters)さんフィニッシュ:円珠 スケール:1/7 完成:2024/08 Tweet |
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コメント: DecimationMastersさんのキットは初体験です。感想としてはとても作りやすい良キットでした。 ベルトが一部ディテールがなかったり、そのままでは輪が接続できなかったりしましたが、「どう作るかお任せします」という意味と私は受け取りました。 結果的には自由に加工できて、きっちり作り込まれたパーツであるより扱いやすかったです(画像①参照)。 気泡はほとんどなくパーティングラインもかなり薄かったと思います。が、万全を期していったん下塗りし、磨き残しや処理忘れをチェックしてから本塗りしています。 ポニーテールや尻尾、足元のエフェクトの華奢で鋭利な先端を見て、これは輸送/運搬に困るフィギュアだと思いましたので各パーツをバラせるよう作ることを前提として仮組み。 一部の接続部にネオジム磁石を埋め込み、パーツが着脱可能なように作っています(画像②参照)。 色の塗り方としては、衣装の設定カラーは白地に花紺の配色ですが、ディーラーさんの作例では薄水色の地にシアンの配色のように見えて魅力的だったのでそのイメージを大切にして塗りました。 全体的にブルーの面積が大きいので、ピンクや赤は発色良く強いインパクトを与えられるよう気を付けました(画像③参照)。 このキットの難関、上着の袖口の模様はマスキング+リタッチで乗り切りました。パーツにモールドが入っていたので何とかなりましたが、なかったら相当キツかったと思います(画像④参照)。 グローブにはアレンジを入れてあります。力が漲って血管や骨が透けて見えているようなイメージで、ファレホで模様を入れてネイルパーツを貼り込みました(画像⑤参照)。 今回の目入れではエナメル塗料に加えて一部、ラッカー塗料を使いました。ラッカーの方がやはり断然発色が良く、今後はもっと多用したいと考えています(画像⑥参照)。 台座にはフォトフレームを採用。フォトフレームにはずっと以前に私が撮影したトウカイテイオー(実馬)の写真を入れています(画像⑦参照)。 総括: 製作期間は2か月間、正味1ヶ月程度です。配色やディテールアップ、アレンジ等の方向性を熟考しているとやはり時間がかかりますね。 今見返して感じることは、髪パーツ(クリアパーツ)の透け感を残そうと意識して塗ったものの、もっと濃くてもよかったかな…と。 |
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