作品リスト#2022 |ライスシャワー 花嫁ver.

 

塗装済ガレージキット「ライスシャワー 花嫁ver.」
原型:黒川りく(アヤドリ技研)さん
フィニッシュ:円珠
スケール:記載なし、1/6相当
完成:2022/11


 

 


 



   

   

 

 


 

 


コメント:
このキットは勝負服を着ているデザインです。それを花嫁化するににあたりカラーリング決め、ベールとブーケの自作、表情の調整、一部パーツのオミット等を行いました。
表情は元が不安そうな顔つきだったのでチークを濃い目に入れて頬を紅潮させた感じに変え、ちょっと照れている様子を演出しました。
元キットではナイフを構えていましたが、ナイフの鞘がついたベルトパーツ共々オミットしました。

衣装はウェディングドレスとして塗るのが前提ですがべったり白にせず、マルチカラーを差し色に使いました。 袖口やレースに差し色を入れ、スカートにはひだの造形が入っていたのでそれを生かしてピンク系→白→ブルー系と交互にひだの各パターンを塗りました(画像①参照)。
雲母堂パール粉をふんだんに使用し、エアブラシ3本(0.2mm、0.3mm、0.5mm)を駆使しています。

靴はパステルカラーをランダムに塗装した後、マスキングゾルを刷毛目が出るようランダムに塗り、シルバーを吹きました。ゾルを剥がすと完成写真のような靴のデザインになります(画像②参照)。

ベールとブーケは自作しました。ベールは不要なクリアファイルを切って火で炙ったもの。頭への固定はライスちゃんがちょうどトーク帽を被っているので、それを利用してみました。
蝶のマスキングをしてクリアホワイト(パール粉入り)を軽く吹いた後、マスキングを剥がしてからパステルカラーをランダムにスポット吹きしています(画像③参照)。

ブーケはアクリル絵の具で着色したコピー用紙をクラフトパンチ(ハート形)で抜き、木工ボンドで組み合わせて薔薇を作りました。その他の花や葉もクラフトパンチを利用しています(画像④参照)。
その他、細かいところでは接地パーツにネイルパーツ(薔薇)を付けたりしています。

台座はアクリル円板2枚に円形に切り抜いたベロア(布)を挟んで作っています。ベロアにはレースの花やリボンをあしらい、ウェディングな感じを演出しました(画像⑤参照)。

目入れはラインの精度が上がるよう努力しました。完成時は片目しか見えないのが辛いところですが、ちゃんと両目とも入れてあります(画像⑥参照)。

製作中は自分の体力の無さを実感しました。難しいキットだったなあと思います。

 

わぁくす鶴ヶ岡 works Tsurugaoka:塗装済ガレージキット|ライスシャワー 花嫁ver.

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